2007年09月27日

補強の方法

新作のデザインがやっと完成しました。
ここから週末返上でキットの用意をしていきます!!

新作の発売予定は来週前半を予定しています。

現在売り切れ中の

「ブルーストリーム」シリーズ
「サファリ」ネックレス
「フレア」シリーズ (写真)

も同時に再販開始予定となります。
また、メルマガ等でも発売開始直後にご案内いたします。



さて、今日は久しぶりにビーズテクニックについて考えてみたいと思います。

テーマは 「丈夫につくる。」

私の中でのビーズワークをするときの2大原則は、より美しく、より丈夫に作ること。

糸が切れて、はらはらと、こぼれる真珠・・・のシーン

なんかは、よくドラマに出てきそうですが、
実際にそんなになったら、

「えー!がーん

ですよね。
ましてや、友達などにプレゼントしたアクセサリーがそんな状態になったら・・・。


今日は「より丈夫に作る。」という事を考えてみたいと思います。
今回は、テグスを使った場合編です。


☆「丈夫につくるシリーズ」 テグス編 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

テグスで編んだ部分について、破損しやすいポイントがいくつかあります。

■結び目

結び目の破損は多くみられます。市販の本などのレシピでは、より作りやすい方法で書かれていることが多いのですが、上級者になってきたら、その通りでなく、より丈夫にするために、結び目にも気を配ってみましょう。

不必要な結び目はできるだけつくらないようにします。1本のテグスで編めるところを2本や3本のテグスにすれば、それだけ結び目が多くなります。

また、どこで結ぶかも大事な要素です。
アクセサリーの場合、脱着時にもっとも力のかかる場所で結び目をつくることは避けます。留め具のそばなどは、力がかかりやすい部分です。

指輪は、特に切れやすいので、最初から少し大きめにしておくのが長もちさせるコツです。

どうしても、結び目の近辺に力がかかりそうなときは、テグスを2重や3重に空通ししてから結び目をつくるなどするだけでも随分と違います。

2重、3重にテグスを通してから、結びをすれば、万が一結び目がほどけたときも、すぐにビーズがこぼれるのを防ぐこともできます。


↑左の位置で結ぶより、右のように、一周してから結んだ方がより丈夫。



■穴のエッジが鋭いビーズ

クリスタルビーズ、天然石など、穴のエッジがシャープになっているものの場合、テグスが擦れて破損が早く進むことがあります。

このような場合、極めつけの対策がないのですが、
太いテグスをつかったり、テグスを2重にしたりして対処する方法があります。また、丸小、特小などの小さいビーズを1つ間に入れることで、テグスとエッジのあたりが、少なくなる場合もあります。

大切なのは、ビーズを見て、このビーズの穴のエッジは危ないな。と気がつくことだと思います。通常のビーズではまず、テグスが切れるほどシャープなエッジはありませんが、稀にそのような場合もある事を知っておけば、万が一そのようなビーズに遭遇した場合、より丁寧に作業をすることができます。


↑左のように、穴に対してテグスが直角になるほど切れやすい。右のようにビーズを1個入れるとテグスの角度が鈍角になる。



■テグスについた傷の部分から切れる。

一度結んだところを、ほどいて結びなおしたり、ペンチでテグスをはさんだときなど、その部分のテグスが傷がついていることがあります。

その部分は弱くなっていますから、少しの力で切れてしまいます。ピンセットやペンチでテグスをはさむ場合はできるだけ力を入れないようにするなど、特に注意しましょう。

一度結んだテグスはできるだけ使わないようにするなどの配慮も必要かと思います。


■劣化

水や汗などに濡れたり、乾燥したりと、時間がたつと、テグスは少しづつ劣化していきます。
大切なビーズアクセサリーは、時々テグスの状態を確認して、劣化が見られたら作り直すというのも一つの方法です。


■全体的な補強

一度編んだ部分をもう一度編む補強の方法は最も一般的ですね。

その他にも、結び目に乾くと完全に透明になる接着剤をつけて固める方法もあります。

この時も、結び目はできるだけ、力がかからない部分にして、なおかつ、結び目をビーズの穴の中に引きこみ、ビーズの穴を埋めるように細い針などで接着剤を入れ込むと綺麗に仕上がります。

テグスで編んだものは、絶対に切れないという方法はないと思います。

少しでも丈夫にする方法をとりながらも、実際に使用する場合、できるだけ優しく丁寧に扱うよう、また扱ってもらえるようにつかう人に一言添えてあげることも大切なことだと思います。

また、テグスが切れた場合、ビーズがバラバラとこぼれてしまわないように工夫すればまた作りなおすこともできます。

お気に入りは少しでも長く、楽しめるように、いろいろと工夫していきましょう。



補強の方法は、金具編、ワイヤー編などもまた機会をみてお話したいと思います。



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