2008年02月09日

ピンの太さ、どれを選ぶ?

好評のピン曲げ専用工具「ラウンドニッパー」ですが、
近日再入荷予定です。


ということで、最近工具やピン曲げに関してお客様からメールを頂くことが増えております。

そんな中、ピンの太さに関してのご質問がありました。

「9ピンやTピンの太さはどれぐらいのものをチョイスするのがベターなのか悩んでしまいます。」

そこで、今日はピンの太さについて私なりに考えてみたいと思います。

ピンの太さを選ぶ時の基準として考えるのは

赤丸ビーズに通るかどうか?
赤丸見た目はどうか?
赤丸作業しやすいか?
赤丸強度はどうか?


の4点です。

「ビーズに通るかどうか?」

というのは、
天然石や淡水パールなど、穴がとっても小さいものもあります。
まずは、使うビーズに通るということが大前提ですね。


「見た目はどうか?」

市販されているピンの太さで、4種類用意してみました。
0.5mmと0.8mmでは見た目もずいぶん違いますね。

太いピンを使えば全体が太く見えますし、
細いピンだと、全体が繊細な感じになります。

使うビーズの大きさとのバランスもあります。
小さいビーズで、細く華奢な雰囲気に仕上げたいのなら、細い9ピンが効果的でしょうし、
力強く、どっしりと仕上げたいのなら太いピンがよりイメージにあうと思います。

見た目とは、仕上がった様子が作品のイメージに合うかどうかという点で考えてみるのがよいのではないでしょうか?




「作業しやすいかどうか?」

ピンに丸小ビーズを1粒だけ通してピン曲げをしてみましょう。
結構難しいですよね。

ピン曲げをするとき、通すビーズが大きいほどピン曲げがしやすいとは思いませんか?
また、壊れやすいビーズなどは大きくても難しいですね。

細いピンは、太いピンより、柔らかい分、ピン曲げが少ない力でできますし、
曲げのコントロールもしやすいです。

破損する可能性のあるビーズや、小さいビーズなどのときは
作業のしやすさの点から、細いピンを選ぶのも、一つの選択だと思います。


最後に
「強度はどうか?」

ということがあります。
0.5ミリのピンなどはとっても柔らかいし、なんとなく心もとないですね。

ということで、実験をしてみました。
身近にあるものでやったので、実験装置?は適当ですが・・・

500mlのペットボトル。
これをそれぞれのピンで持ち上げてみます。

500ml=約500gですから、
結構重いです。

さてさて、その結果はどうなるでしょう。




まずは、0.8ミリのピンから
ちょっと画像が悪いですが、悪しからず。

 

さすが、0.8ミリ、曲げるのも力がいりますが、

写真左 ちゃんと持ち上がります。 写真左 持ち上げたあとのピンの形くずれもありません。
(以下写真で上側のピンがちょっと開いているのは最初からです。スイマセン・・・)


では、次0.7ミリ

 

こちらも余裕です。 しっかり持ち上がります。 形崩れもありません。

さ、そろそろ細いカンジがしてくる0.6ミリ・・・ どうでしょう?

 

おお~!! 持ち上げるとき、ちょっとドキドキしましたが、0.6ミリもまったく問題ありません。

さて、もっとも細くて、手で簡単に、くにゃっと曲がる0.5ミリです。 みなさんの予想は??

 

おおお~! スバラシイ!! 
はい、こちらも、ちゃんと持ち上がりますし、形くずれもありません。


ピン曲げの輪の大きさが小さいほど強度はあがります。
今回の場合は内径2ミリ強くらいの大きさで丸めています。

また理論的には、上と下の輪をS字のように、逆方向に曲げた方が強度が高いということですが、
この後、0.5ミリのピンで、同じ向きと、S字で上の実験をしてみましたが、
どちらも、ビンは持ち上がりましたし、型崩れもありません。

もっと強い力がかかった時や厳密に強度計算をしたらS字の方がいいのかもしれませんね。

ということで・・・
500グラムを超えるアクセサリーを作ることはほとんどないのではないでしょうか?
(このペットボトルの重さを首から提げていたら大変かも・・・)

どこかに引っ掛けてしまったりとか言う強い力がかかった場合以外の
通常の使用においては
0.5ミリの細さのピンでも問題ないといえるでしょう。

しかし、ストラップなどの力がよくかかる作品などに対しては、強度は高くないといけないと思います。


ビーズの種類、製作過程、作品の雰囲気や使用目的など、
いろいろ考慮して選ぶことができるようになればいいですね。

また、ビーズ製作をよくする方は、数種類の太さのピンを色別に少しづつでも用意されておくと
製作の幅が広がると思います。

以上、ピンの太さについて考えてみました。
ご参考になれば幸いです。

このコーラは実験終了後、私のお腹に消えました。
ヤマダ+500gです。
---------------------------------------------------------------------------------------
赤丸人気ランキング挑戦中。みなさんのワンクリックお願いします!人気blogランキングへ
---------------------------------------------------------------------------------------
赤丸ビーンズ沖縄の本サイトフリーレシピのダウンロードサービスもあります!
---------------------------------------------------------------------------------------

  

Posted by Yamada at 12:53Comments(0)TrackBack(0)ピン曲げ

2007年07月30日

小さいビーズのピン曲げ


若葉マーク初めての方へ
こちらをクリックすると、ブログの目次(サイトマップがご覧になれます。)
http://beans.ti-da.net/sitemap.html


ビーズテクニック小技シリーズですが、
前回の「めがねどめ」に、数多くのメールを頂きました。ありがとうございます。

言葉や図だけでは説明が難しいところもありますが、少しでもお役にたてば嬉しいです。

さて、今日はピン曲げシリーズです。過去に2回、ピン曲げについてご説明していますが、

4ミリや3ミリの小さいビーズのピン曲げや、丸小ビーズが上に乗っているときのピン曲げが難しいということをよく、お聞きします。そこで、そんな時 どうする? を考えてみたいと思います。


「過去の関連記事」
「綺麗なピン曲げ1」
「綺麗なピン曲げ2」


ピン曲げがやりにくい代表的なものに次のようなケースがあります。

1.ビーズが小さい場合。
2.ビーズが割れやすい場合。特に穴の口がとがっている場合は割れやすいですね。
3.丸小ビーズが上に乗っている場合。



なぜ、やりにくいのかと言うと、ピン曲げの基本は、最初に90度にピンを折ることから始まります。90度に折ることで、輪になる部分の角度をつくり、より綺麗な輪になるからです。


ビーズに適度な大きさと、強度があれば、指などで押し曲げれば綺麗に曲げることができます。

しかし、上のようなケースの場合、力が入りにくいので、ピンをうまく折ることができません。



丸ペンチを使って折っても、図のように首の部分が長くのこってしまいます。


このような時の対処方法の一つとして、

強度に問題がなければ細いピンを使います。一般に市販されているものですと、0.5ミリくらいが細いものになると思いますが、その程度の太さなら、指で簡単に押し曲げることができ、ビーズにも負荷がかかりにくいです。

しかし、細い9ピンが使えない場合などはどうしたらよいでしょう?

一つの方法はピンを最初に曲げないでピン曲げを行う方法です。

この方法を使えば、首も残りにくいですし、ビーズにも負担がかかりにくいのですが、ちょっとしたコツがありますので、ご参考までにご説明したいと思います。




①まず、ビーズの端から7~8ミリ程度のところでピンをカットします。

②ペンチでピンの一番端を持ちます。ピンとペンチの角度が90度になるようにし、巻くときもこの角度を保持しましょう。

③ピンの上をペンチが転がるようにイメージして巻きつけていきます。この時、ピンの先が丁度ビーズの際で終わるようにしますが、丁度のところで留めておくと、この後、形を整えるときに、少し開いてしまいます。ほんのわずか、重なるくらいまでピンを丸めておくことがポイントです。

④ペンチを抜くと、図のように輪がかたよっています。今度はペンチの一番細い先端で輪の根元を持って、首を曲げるようにして、輪の位置を整えます。

すると、③で重なるほど曲げたピン先が丁度いい位置にくるはずです。ここで、ピン先がしっかり閉まるようにもう一度整えます。


基本はピン曲げと同じです。④で輪の位置を調整するとき以外は、ピンは常にペンチに巻きついた状態です。ペンチの先端を使って、つまむようにして巻いたり、すると綺麗な輪はできません。


小さいビーズのピン曲げがニガテな方、是非、練習をしてみてください。
最初は細めのピンで練習するといいと思います。

Tピンも9ピンも要領は一緒ですよ。

---------------------------------------------------------------------------------------
赤丸人気ランキング挑戦中。みなさんのワンクリックお願いします!人気blogランキングへ
---------------------------------------------------------------------------------------
赤丸ビーンズ沖縄の本サイトフリーレシピのダウンロードサービスもあります!
---------------------------------------------------------------------------------------

  

Posted by Yamada at 15:28Comments(0)TrackBack(0)ピン曲げ

2007年02月13日

綺麗なピン曲げ その2

今日はピン曲げの2回目です。

ピン曲げに悩んでいる方がいらっしゃたら参考にしてください。

ピン曲げが綺麗にできない理由の一つに、「思い込み」があります。そんな事?と思うかもしれませんが、実はこの思い込みが直ると、ピン曲げも簡単にできてしまう方もたくさんいます。


これが理想の形。

ピンが真ん中にあって、左右両側にふっくらと丸い形。両側対象。

両側対象・・・

この両側というのが曲者です。


右利きの方は、ピンの先を曲げて、右端から巻き上げるように丸め始めます。(下図参照してください。)
すると、「左側に行かなくちゃ」 とせっかく曲げたピン部分全体を持ち上げてしまいます。

もう、この段階で綺麗な円になることが難しくなってしまいます。
ピンの先を曲げたときの角度を最後まで残すようにすることは、綺麗なピン曲げに不可欠です。

                
↑これは避けたい例 全体を持ち上げるように、左方向に巻いていこうとするのは形くずれの要因。


もう一つありがちな点は、
右側から巻き始めて、ピンより左側で終わろうとすることです。

ピンの先端の到着点は、ちょうど、直角に折った部分です。
(下左の図)

ところが、左右対称の丸!というのが頭にあるばかりに、ピンの先を左側まで持っていこうとしてしまいます。
(下右の図)

実際にそうしてしまうと、ほとんどの場合、丸を作るのにピンが足りなくなり、修正するために形がまたくずれてしまう確立が高くなります。

     
↑オレンジの⇒の軌道をイメージする。    ↑このような軌道は大きすぎる。

イメージとしては、右半分でピン曲げが終わるくらいのイメージでちょうどいいと思います。

感覚の話が多いので難しいかもしれませんが、一度感覚でわかってしまうと驚くように上達しますよ。参考にしてみてください。

人気ランキング挑戦中。只今110位あたり。
みなさんのワンクリックお願いします!
人気blogランキングへ
---------------------------------------------------------------------------------------
ビーンズ沖縄の本サイトではフリーレシピのダウンロードサービス提供開始しました。
---------------------------------------------------------------------------------------

スポーティファッションファッションの姉妹ショップが2月22日22時OPEN!
あと9日にせまった開店までの道のりブログ公開中!  

Posted by Yamada at 14:02Comments(0)TrackBack(0)ピン曲げ

2007年02月08日

綺麗なピン曲げ その1

ビーズアクセサリーでは欠かすことのできないピン曲げテク。

みなさん綺麗にできていますか?

ピン曲げは、出来具合がすぐにわかってしまう部分です。
お店などで素敵なアクセサリーを見ても、ピン曲げ部分が汚いとがっかりしてしまいます。

ピン曲げは是非綺麗に仕上げて、完成度を高めましょう。


左 理想のピン曲げ状態。

真ん丸で、ピンの真上に綺麗に円が乗っている状態ですね。図では少し隙間をあけていますが、ここも綺麗に閉じているのが理想です。

9ピンの場合は、上下の丸の大きさが揃うとなお完璧ですね。


こんな風になってませんか?

ピン曲げのやり直しは、金属の強度を落としますので、できるだけ一回で綺麗な曲げができるようにしましょう。

ここで、ピン曲げの必殺の練習方法を・・・


まず細い棒を用意します。9ピンやTピンの頭を切って使ってもいいですし、爪楊枝の先なんかでもいいです。

先に気をつければ針なんかでもOKです。

糸をセロテープで棒に貼り付けます。特に先端はギリギリのところで貼り付けましょう。

糸を8ミリくらい残してカットしておきます。

丸ペンチで糸の端からピンを曲げるように巻いてみましょう。


その時、ペンチの持つ手はどんな風に力を入れていますか?
糸がたるまないように、少し引っ張り加減にしながら巻いていませんか?

それが、ピン曲げのコツの一つなんです。

ピンを丸めようとすると多くの人は曲げる側に、(右利きの人は左側)に手を持っていこうとします。しかし、本当は逆方向へ引っ張りながら巻くようにするのが、ピンを丸ペンチに綺麗に巻きつけるコツなんです。

この力の入れ方のイメージがつかめると、ピン曲げは飛躍的に上達します。

もう一つのポイントは、糸を巻き取った時に、糸が足りなかったり、余ったりしていないかチェックしてください。余るということはあまりないと思いますが、足りない場合は、糸の長さ(この場合は8ミリ)に対して、つかんだ丸ペンチの部分が太すぎるということです。

8ミリの糸なら、丸ペンチのどのあたりで持てばいいのか、7ミリならどのあたりか、それが感覚でわかるようになると、どんな状況でも綺麗にピン曲げができます。

ピン短い(持つところが太すぎる)ために、円が閉じず、無理やり先端を閉じて形がくずれる。同じく、
ピンが長い(持つところが細すぎる)ために、ピンがペンチに巻きつかないで円形にならない。

というのも形が綺麗にならない要因の一つです。

ピン曲げは1日にしてならずです。少しづつ改善しながら練習するのが一番です。
機会を見て、山田流のピン曲げについてはもう少しご説明しますね。


人気ランキング挑戦中。只今80位あたり。目指せトップ10!
みなさんのワンクリックお願いします!
人気blogランキングへ
---------------------------------------------------------------------------------------
ビーンズ沖縄の本サイトではフリーレシピのダウンロードサービス提供開始しました。
---------------------------------------------------------------------------------------

スポーティファッションファッションの姉妹ショップが2月22日22時OPEN!
あと14日にせまった開店までの道のりブログ公開中!  

Posted by Yamada at 14:29Comments(0)TrackBack(0)ピン曲げ